以前は通勤に2時間(当たり前だが往復では4時間)
かかっていましたが現在は往復30分
この差は大きくて何か有効活用できないか思案した挙句に始めたのが
今回のジョギングでした。
去年の健康診断では上手いことメタボ宣言から逃げられましたが
今年は医者からの最終宣告を覚悟していたところなので
ちょうど渡りに船となったのです。
それでは、北国の実走コースを町の雰囲気と併せて紹介したいと思います。
アパートの路地裏から表へ出るとすぐ信号がある交差点が現れます。
この時点ではウォームアップ中ですので
足の状態やその日の体調などを判断します
乳酸値が分かると筋肉の疲れ具合が分かるのでいいのですが、
ここはあくまでもヤル気ですね!
ルートはこの先の信号をまっすぐに進みます。
その先は新しい住宅街となっており、畑や公園なども見えます。
そろそろ体も温まってきたころなので少しだけスピードを上げますが、
表の気温は夕方とはいえ湿度も手伝って完走という初期目的の唯一の
障害となっています。
やがて道は人家を外れ左右には田んぼも見えてきます、
稲の発育は順調(見た印象)で田舎で嗅いだことのある独特な匂いで”
草いきれに酔う”との表現が合うのでしょうか。
まだ秋でもないですが、
名も知らない山系に沈む夕日が一層ノスタルジーを掻き立てます。
親父は去年亡くなったし、
残る母親は一人で母屋に住んでどうしてるんだろうかと・・・
再び大きな道路に出ますが
抜け道になっているのか信号待ちをしていた車が一挙に飛ばしてくるので
静かな時と比較するとそのスピードに恐怖すら感じます。
恐怖の道から外れると穏やかな農道が待ってます。
そもそもこのルートは色んな道を走り
距離や安全面を考慮して決定したコースでもあります。
ただし番犬のいつまでも続く遠吠えにはハタハタ参ってしまいます。
ここは3km地点
このコースの最大の難所が農道最後のこの場面です。
連続の坂道で遠く車が見えるあたりが終点となります。
この時点で歩こうか?続けようか?
の迷いが脳裏を駆け巡ったりします。
しかし傍らの草花や鳥の囀り、小川のせせらぎ、花の匂いなど自然の助けも
またありなのです。
やっと人がいそうな場所町中に戻ってまいりました。
しかし家はあるんですが人が見えません。
ここまで来るとゴールまではすぐです。4.5km地点
周囲はいつのまにか日はどっぷりと落ち、
見上げると満月が顔を出してます。ここまで5km
やっとスタート地点の交差点に戻ってまいりました。
完全に周囲は闇でヘッドライトだけが光っていますがここまで来ると
もう安心です。
ひとつの仕事をやり終えた安堵感と体重減への期待感が高まる瞬間です。
ここまで5.5km
今日も完走、明日も完走
そして赴任中は雨が降らない限り続けるつもりです。
目指せ脱メタボ予備軍脱出!
追記
暗闇のなか前方に停車中の車発見!何やら運転席に白いものが
暗闇のなか前方に停車中の車発見!何やら運転席に白いものが
こりゃ出たな!
日ごろ宇宙人とか霊など信じませんがこのときは背筋が寒くなりました。
そっぽを向きながら走っていくと運転席で見たものは!
それは一人の年配の女性が運転席に座っておられました。
暗闇の中で携帯電話をいじっており携帯の明るさが白塗りの顔と
相まって先の現象となったのです。
街灯もない暗闇
場所を考えないと事件に巻き込まれる危険性も大いにあるのでは
ないでしょうか。
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