神武天皇が生まれたとき諸物を洗い清めたという神聖な温泉に入湯
こんにちは。
霧島は山頂を半分にして鹿児島県と宮崎県に分かれておりますが今回は宮崎側へまわり旅を続けました。
霧島のすそを回りこむように走る国道223号、多少くねくねした道路から眺める景色は新緑の映えて夏
本番が近づいていることを知らせてくれます。ただ森林道路なので景色は見渡せませんが、、途中御池を
過ぎると前方に田園風景が開けてきますのでご安心を、霧島をバックに牧草のロールが転がりのどかな雰
囲気をかもし出しています。この一角に「東霧島温泉」はありました。最初は農業の関係かとも思ったの
ですが大きな鉄組みのモニュメントが見えるのでこれを目印にすれば大丈夫です、別名が血捨之木温泉と
も・・・温泉の入り口に前述の内容で看板があるだけでそれ以上のものは何もありませんでした。
さて筆者が訪ねたときは先客が一人、よく見るとメタボのお腹辺りにばっさりと切り傷がありこれは!組
関係者か?なんて勝手に想像していましたが出たり入ったりしている様子だったので術後の療養と決め込
んだ次第。さてその風呂ですが一番奥が完璧な鉄分、真ん中が鉱泉と電気風呂、手前が水風呂。なおサウ
ナも併設しているようでしたが何故かドアはヒモで固定してありました。施設全体としては家族風呂がメ
インなのかも知れませんがここは露天風呂も欲しいところです。
入浴料は三百円で施設としては中程度、ただ泉質は同じでしょうが付近に規模の大きい温泉があるので苦
しいかも知れません。
入浴後は車窓からの風景を眺めながらゆっくりと新鮮な空気を吸い込むと長湯で火照った体が元に戻って
行くのを体感です。 神話の里 血捨之木は普通の温泉でした。