以前、霧島民芸村裏の露天風呂を紹介させてもらいましたが
今回はその近くの「登山口温泉」を紹介します。
例のごとく観光案内所に立ち寄りパンフを何気なくのぞくと
素敵な露天風呂が目に入りました。
受付のおばさんにぶらり来たことを告げ、
パンフを指差しこの風呂の情報提供の旨を申し出ると、
おもむろに電話を取次ぎだした。「
もしもし○○ちゃん今からお客さんが一人行くから・・」!
おいおいまだ行くとは言ってないんですが~、
通常は言語道断と突っぱねるとこですが何故か今日は
その気力は失せていました。
外の小雨模様の天気もあるんでしょうか?
仕方なく情勢に身を任せ指示された場所へと向かったのが
今回お世話になった「登山口温泉」です。
名前からしてマニアックな、
こんなところにほんとにパンフのような温泉はあるのかと外観からは
想像できない雰囲気でもありました。
受付で声を掛けても誰も居ません、
それにしても立派な内部、受付もホテル並みで床も壁も綺麗
玄関には、いまや庶民には手に入らない焼酎群。「こりゃ、来るところを間違ったぞ」と思考錯誤していると奥から
女将さん(どうみても若い、過ぎる)らしき人が現れた。
恐る恐る来湯の事を告げ入浴料を尋ねると「さんびゃくえん」と事も無げに
言うではないか、タオル以外のセットが常備でこの金額とは・・
浴場は2階にあり、暖簾をくぐるとラッキーまたもや誰もいません。
湯船は小さめで数人入ると満杯になるような感じですが、
浴室はなんと音楽も奏でてます。
さらには浴室内から露天風呂に上がる階段が見えます。
内湯はそっちのけで露天風呂へ入るとこちらも最高の気分です。
湯温は二つとも通常の家庭並み、
泉質は硫黄で湯の花とその香りが同時に楽しめます。
閉塞感を味わっていた秘湯シリーズ、
今後の形勢逆転を狙った湯でもあったがたまにゃ完成された温泉もいいかな
これで三百円なら問題なしです。
※お泊りコースは七千円からとなっています。
.