働きすぎて疲れてしまいやがては、
やる気までも失った自分への褒美として定時間退社後に向かった先が
今回の「千宝の湯」です。
夕日が綺麗との地元民からの情報を聞きつけどうしても行きたくなったのです。
場所は水俣市(熊本県)と出水市(鹿児島県)の県境辺りとなります。
3号線から狭い道路へと入りますが看板らしき物がないので初めての場合は
多少、厄介です。
筆者の場合は駐車場まで地元の方に案内してもらいました。
建物も近代的でややもするとマンションみたいな外観ですが老人ホームと
聞いた次第です。その一角の3階部分に風呂はありますが、
これもまたエレベーターで3階まで上がらなくてはいけません。
エレベーターのドアが開くと正面が宴会場らしきところで脇に発券器があり
360円で購入。受付で券を渡すと鍵付きの腕輪を渡されます。
その鍵の番号が靴箱(鍵無し)と更衣室のロッカー(施錠OK)となります。
浴槽はかなりの大きさで二つあり、片方は水、
もう片方は温泉で硫黄系の臭いがあり、肌がぬるぬる状態と化します。
他のユーティリティとして通常のサウナおよびミストサウナが併設されております。
またタオル1枚準備すればよく洗い場も綺麗で10名程度で余裕があります。
外の露天風呂は小さめですがちょうどの時間に行ったため感動の夕日を拝む
ことができました。
入浴中のお年寄りに話によると元々老人ホームに見舞いに来た方々のために
作ったらしいのですが人気が出てしまい今のような感じなったとのことです。
もちろん入居者用の温泉は別にあります。
さっぱりして温泉から出ると明日への気力も沸くものですが帰り道に事故があり
道路は大渋滞の様相を呈しておりました。
まさに帰省ラッシュ状態で車のテールランプが闇夜に連なっている様子は田舎
ではめったに見ることはできません、
これも一種のサプライズでしょうか?おかげでなんとか宿に到着するころに
は湯冷めしてしまいました。
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