骨董といっても古い民具の類ですがちょこっと紹介させていただきます。
一斗枡は穀物の単位体積の1斗(約18リットル)を計量するために使用。
方形の斗枡と同様に、俵に米や麦など詰めるときに使用しますが
穀物を干す際に、筵1枚が1斗ほどのため穀物を盛って運んだり、
唐箕の漏斗へ落とし込むのにも重宝されました。
焼印:「穀用一斗」「正」ほか判別不能
明治42年以降、昭和34年のメートル法施行までは
正式に使われていたようです。
江戸期以来、方形枡が正式と決められていましたが、精度の問題上、
明治24(1891)年の度量衡法改正で円筒形も認められ、
大正7(1918)年の改正から正規に検定証印が発行されました。
別称として斗桶・丸枡ともいいます。
また俵が紙の袋になるまで使用したらしいです。
江戸時代から明治期までは一斗枡は全て方形とされていたが、
精度が悪いことから明治42年に円筒形の一斗枡に統一されました。
通常の骨董市で4千円程度~手に入れることが可能です。
筆者のは農家から入手したものですが痛みが激しいため手入れが必要です。
ただ飾っておくのはもったいないので
色々なアイディアで利用可能だと思います。
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