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▶とちぎ秋まつり🍂

 
栃木県の県庁争い・・
元々は、宇都宮県と栃木県に分かれていて
明治時代に合併した時に話合ってこうなりました。

 

合併した当初は、栃木市に県庁があったのだけれども、
街の規模が栃木市より大きい宇都宮が、不満をもって県庁移転運動を
かなり激しくやったようです。
 
その結果県庁は、移動したけど県名変更は面倒だったのでそのままにした
のがおおまかな経緯。
 
栃木県での自由民権運動の拠点であった栃木市を当時の三島県令が
きらったことも一つの理由らしいが。
県令とは廃藩置県で県に置かれた長官で現在での知事になります。

 

栃木駅から徒歩5分程度で巴波川(うずま)、綱手道(つなてみち)
に着きますのでそのま上流方面へ向かうと目的の場所が現れます!

 

イメージ 1

 

その栃木市で有名なのがこのシーン、
巴波川沿いに立つ白壁の蔵を見ながらの遊覧船。
 
この川を利用した舟運(しゅううん)で江戸からは塩や日光御用の荷、
栃木からは木材や農産物を運び、江戸の後期には隆盛を極め、豪商たちが
競って川沿いに蔵を建てたとあります。(パンフより抜粋)

 

イメージ 2

 

そして例の如く、乗船
1回あたり20分程度で五百円券を買えばその日は何回でも乗れるそうです。
船頭さんとガイドさんがおり唄や
秘話ありでお喋りのほ方がもっぱら楽しかったです。

 

「もし舟が揺れて川に落ちても決して泳がないでください!」
「泳ぐと溺れますよ!」
「深さは50cmしかないので落ちたらすぐ立ってください」

 

「この右手に見えますこの蔵は「仁」の撮影で使われましたー」などなど

 

上の写真はジャンケンポンをやっているところではなく、
出港の気勢を上げているところ。


イメージ 3
 
メインストリートへ蔵の街大通りへ向かうとお祭り気分が一気に上昇!
数百人による江戸芸かっぽれの演技です・・
 
若い人はあまり見かけませんでしたが、会場内に流れる「かっぽれ!かっぽれ!」
の掛け声に合わせた踊りは感動もので元気をもらいました。
しかし日本人の祭りにかける情熱は凄いというか、
もう常軌を逸してる感があります。


イメージ 4

 
本日の祭りの主役はナントいってもこちら山車
各町内会毎の山車はそれぞれ歴史上の人物が鎮座しており、
 
夜になると街灯は消され提灯のみとなり幻想的な世界となります。
この祭りのために電柱はすべて地下式となりましたが信号の腕木だけは
動かせなかったということです。

 

イメージ 5
 
こちらは一味違う「諫鼓鳥」。かんこどりと呼びます。
 
諫鼓鳥とは、その昔中国の朝廷が門前に太鼓を置き政道に誤りがあるときは、
人民にそれを打たし、その訴えを聞こうとしたが、善政だったため太鼓が
鳴ることがなく、太鼓の上に鶏が止まったという故事から
天下泰平の象徴とされています。
 
もっとも現在の閑古鳥は違う意味ですが対照的で面白いですね(笑)
昼間は近くで見れたり、写真もアップ取れますが夕方近くになると
足の踏み場もありませんので出かける際はご注意ください。

 

イメージ 6


旧県庁跡と県庁掘、冒頭に申しましたが本来ならここが栃木県の県庁に

なり、それなりに栄えていたと思われます。

けど逆に今の宇都宮は確かにギョーザは人気ですが、

ビルの林立で人情味は薄い気がします。

 

栃木市は対照的に古い町並みも残っていて

散策するには持って来いで心も和みます。

 

写真にもあるように当時は個人の考えで県庁を動かさせたようですが、

栃木市民の怒りも収まらないはずです。

 

ところで皆さんのお住まいは県庁所在地と県名がいっしょですか?
それぞれ歴史があるようですから一度調べてみてはいかがでしょうか
 
 
 
 
 
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