このアパートに単身赴任してきて早7ヶ月、
当初は色々と戸惑うこともありましたが、ようやく慣れてきたのかなと
最近思うようになりました。
単身赴任で一番困るのは個人差があると思いますが、北国の場合は食事でした。
繁華街であれば申し分ないのですが、街中まで出るのにも一苦労だし、
しかも適度な店がないのです。
そのような条件のなかで少しづつ男の料理を覚えていきましたが、
それも働きながらなので自ずと限界があります。
そこで冒頭にも少し触れましたが、
カミさんへ頼んで週末に料理を作りに来てもらうことに、
さらにはタッパーに1週間分の料理を冷蔵庫に詰め込んでもらうという
離れ業までお願いしたのです。
本人も仕事を持っているし、
悪いとは思ったのですが片道2時間半の道のりを仕事が終わった金曜の夜に
車を運転してアパートまで来るのです。
カミサンの苦労を和らげるものは何かないのか、
考え近道を色々試したりしていたのですが、
それも決定的ではありませんでした。
ところが最近、
高速を走ってみると30分以上は短縮出来ることが分かったのです。
けどこれを実行するにはカミサンの高速の不慣れによる恐怖心という壁が
立ち塞がったのです。
取った作戦とは・・・
愛車が積んであります、これはいったいどういうことなのか、
現時点では分かりませんが何かを企てていることは明らかです。
しばらくこのまま気付かない振りして様子を見ることにしましょう。
取りあえずカーナビは常備、道路も日曜の午後と重なり空いてます。
これならカミさんの運転でも大丈夫なようです。
しばらく走ると高速入り口が見えてきました(写真右上)。
掲示板をみると強風(恐怖)のため80km制限の文字が見えます。
そしてカミさんの苦手な発券機への幅寄せです。
結構車を近づけないと券が取れないんですね、
どうもこれを気にしているようで高速への挑戦を諦めているようですが、
今回は何とか手が届いたようです。
そして第二の関門が・・・
無事高速券を手に入れたのはいいのですが、
右から来るETC車に気を使いながら瞬時にどっち方面へ行くか
判断しなければいけません(写真左上)
そして本線へ乗る前の急カーブ(写真右上)では加速しながら入る
タイミングを図ります。
ここで恐怖心でアクセルを緩めると
とんでもない事になりますので我慢です(写真左下)。
幸いなことに圏央道は空いているので
練習(失礼)には助かります(写真右下)。
前後に車の陰もなし、
緊張も少しは緩んだかな?天気も味方して何ら問題ありません、
この際スピードもどんどんアップ!
120kmでも余裕を持ってもらわないと今後安心して走れないので・・・
高速に乗っている時間は15分程度ですが、
出口が見えてきました。無事料金を払い通過
その後道は二股に分かれますが、取りあえずどちらに行っても家には帰れるので
そしていつもの下道に合流したのでした。
道路沿いの空き地で自転車を組み上げカミサンに別れを告げると
そのまま1時間かけてアパートへ帰っていったのです。
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