久しぶりにキーを叩いております。
てゆうか適当な題材が浮かばす少しばかりPCから
離れておっただけですが
今日の関東地方は朝から薄曇りで、
ついには持ち堪えられず今は結構な降りとなっています。
お蔭様で自宅でゆっくりとくつろいでおるところであります。
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彼の輝かしい明治からの痕跡は、県知事、大臣、大使など枚挙に暇(いとま)がなく海外へも精通していました(岩倉使節団に参加し渡米)。戦時中は天皇の信頼も厚かったといいます。なお、二・二六事件時は親英米派として襲撃された経験もあります。
皆さんは、かつて日本が世界に先駆けて人種平等に関する提案をしたことをご存知でしょうか。
彼の実績の中に「人種差別撤廃提案」というものがあります。これは第一次世界大戦後にパリで講和会議(1919年)が開かれ日本の次席全権大使として出席した時のことです。(写真下は全権の西園寺公望)
彼の実績の中に「人種差別撤廃提案」というものがあります。これは第一次世界大戦後にパリで講和会議(1919年)が開かれ日本の次席全権大使として出席した時のことです。(写真下は全権の西園寺公望)
「人種差別撤廃条項」は、時代を先取りした極めて画期的なものでした。今でこそ常識となっていることですが、何十年か早かっただけで片付けられることでしょうか。
これは、パリ講和会議の際、米国大統領・ウィルソンの首唱による「国際連盟」設立の為に同時開催されていた国際連盟規約委員会の席上、日本は既に固まっていた14ヶ条に加えて、「第15条」として、人種あるいは国籍如何(いかん)により法律上あるいは事実上何ら差別を設けざることを約す」と言う条項「人種差別撤廃条項」を盛り込もうとしました。
しかし、欧米列強社会にはびこる根強い人種差別意識で猛反対を喰らいます。これを目の当たりにした日本は、より採択可能な修正案として、「人種」の文言を削除して望みましたが、最終的には、これすら受け入れられませんでした。(写真下はウィルソン)
しかし、欧米列強社会にはびこる根強い人種差別意識で猛反対を喰らいます。これを目の当たりにした日本は、より採択可能な修正案として、「人種」の文言を削除して望みましたが、最終的には、これすら受け入れられませんでした。(写真下はウィルソン)
差別社会であった米国において、人種差別撤廃を求めて戦っていた全米黒人新聞協会は、当時、我々黒人は、講和会議の席上で、人種問題について激しい議論を戦わせている日本に、最大の敬意を払うものである。全米1200万の黒人が息を呑んで、会議の成り行きを見守っているともアピールしました。
◆詳細は動画でごらん頂くと分かり易いです・・人種の平等と世界平和,公正な世界を目指した日本(NHK)
http://www.youtube.com/watch?v=L7KN5h8YHrE
http://www.youtube.com/watch?v=L7KN5h8YHrE
当時のアメリカでは特に第一次大戦に参加した黒人兵たちが完全な市民権を要求していましたが、自国の政府が人種平等の原則を支持しなかったことに怒りました。この年の6月から9月にかけて、大規模な黒人暴動が発生し警察、陸軍、州兵が動員され、100人以上の死亡、数万人の負傷者が出ました。
その後アメリカは、自らが非白人劣等民族の領土を植民地化することによって文明をもたらすことを、神から与えられた「明白なる天意Manifest Destiny」とうそぶいておりました。
メキシコ、ハワイ、そしてフィリピンへと領土拡張を進めたアメリカ西進の軌跡は、まさしくこの「明白なる天意」の周到着実なる実行でありました。先の提案の否決やこういった流れ(両国の対立感情)が満州事変、さらには太平洋戦争へとつながる端緒の一つとなったとする意見もあるようです。
メキシコ、ハワイ、そしてフィリピンへと領土拡張を進めたアメリカ西進の軌跡は、まさしくこの「明白なる天意」の周到着実なる実行でありました。先の提案の否決やこういった流れ(両国の対立感情)が満州事変、さらには太平洋戦争へとつながる端緒の一つとなったとする意見もあるようです。
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翻って今の政治家や官僚たちは先輩達の活躍をどう思っているのでしょうか、もちろん歴史を教えない学校を卒業したのでは過去のことなど知る由もないでしょうが。。。
偉大な日本人を先輩に持ち同じ日本人として誇りに思っても間違いはありません。
過去の歴史を振り返ることはすなわち温故知新につながり良いことなのですが、現在の教育ではあまり重要視されていないのが残念です。
過去の歴史を振り返ることはすなわち温故知新につながり良いことなのですが、現在の教育ではあまり重要視されていないのが残念です。
【温故知新】経験のない新しいことを進めるにも、過去を充分学ぶことから知恵を得ようということ
長い文章と難解な中身で済みません。
なお、本件に関しては色々な文献が見られますが、あくまでも北国の主観であります。