😅ゴローの人生楽しんだ方がいいね!

日々の生活を中心に、たまに自然を愛でながらのキャンプライフ

▶「のぼうの城」戦場の面影

 

以前、「のぼうの城」という本を読み主人公のお城を訪ねたことがあります。

 

イメージ 1


人の薦めで読んだのですが、えらく感動してその三成が作ったという「石田堤」と
丸墓山を今回訪ねてきました。

 

物語は、秀吉の小田原攻めの最中に忍城攻めを任せられた三成だったが敵を軽く
みていため、ひどい目に遭うというような内容です。

 

押し寄せる三成軍の二万に対し忍城は百姓も含め二千、三成は主君の備中高松城
水攻めを模倣して自らも行う、しかし誰もが降伏すると思った矢先・・・
思わぬ反撃に遭ってしまう。

 

この息詰まる攻防戦が本書の醍醐味であり、
城を水攻めのために作ったというのが「石田堤」、
さらにはその時の三成の陣が丸墓山です。(上杉謙信もここを使ってます)
丸墓山は「さきたま古墳群」の中で写真右下(円墳)になります。

 

イメージ 2

高さは約20メートル程度と低いのですが周囲に山が無いので絶好の場所ではないか
と思います。

イメージ 3

頂上は狭く、数十人もいたらいっぱいになるぐらいですが
360度のパノラマが開けます。
ここから忍城の櫓が見えるはず。それにしても寒い、早く降りようっと!
 

イメージ 4

石田堤跡にに立つ石碑と看板です。
周囲は田んぼですがここだけが少し盛り上がっている感じです。
 
それと松の木が植えてあるのでなんとなく周囲と違うなぁと思える程度です。
したがってこの目印はとても重要です
しかしご心配なく、この道をさらに進むとちゃんとした案内板がありますので
大丈夫。一応、道路の脇ですが個人の敷地ということで配慮も必要です。

イメージ 5

石田堤史跡公園にて・・・
堤を真っ二つにして断層が見える仕組みとなっています。
 
正面中央のアクリル板が悲しいかな曇ってよく見えません。
しかしアイディアは買います!
これと同じようなものが長崎の原爆投下地点の川の下にもありました。 

イメージ 6

お~っ!これは、当時の想像図ですね、しかも丸墓山の陣のようです。
大一大万大吉の旗が!
この登り旗も関ヶ原の三成陣に沢山ありました。

イメージ 7

高架の下をまたいでいるこの公園の中央部の櫓?の下にいくとなんと!
当時の状況をセリフつきのナレーションが・・・結構迫力あります。

イメージ 8

それにしても三成の野望ともいえるこの堤ですが26kmに及んだといいます。
上流からからの水をUの字型に堰き止めてその中央には忍城が見えます。

イメージ 9

果たしてこの忍城攻防戦いったい結末はどうなるんでしょうか?
詳しくは本を読んでいただくといいかなと思います。

ところで20万部も売れたなんて帯に書いてあるんですが
いったいこの作者の収入はいかほどになるんでしょうか?
 
三成の戦よりもこっちの方が気になります。
 
 
 
 
 
.