出かけて来ましたので以下その報告になります
正式に世界遺産への登録をめざし
地元が官民一体となってその活動に取り組んでおられるとのことです
日本の近代化の幕開け
明治維新を迎えたばかりの日本は自国で作ったものを輸出して
明治維新を迎えたばかりの日本は自国で作ったものを輸出して
お金を稼ぐことが急務でありました。
そこで時の政府が目をつけたのが生糸でした
家内工業ではなく大量生産を可能とする機械での工場を作ること
そう日本の工業化(近代化)は、ここ富岡の製糸から始まったのです
駐車場からの細い路を5分ほど歩くと入り口が見えてきました
赤いレンガ塀の奥にはもっと大きな建物があります。
入り口脇には赤い丸型のポストもありレトロ感が溢れています。
こちらが正面の東繭倉庫
1階が事務所や作業所で2階が繭の保管庫になります。
建物の構造は木組みのなかにレンガを並べるという
「木骨レンガ造り」、材料はすべて地元産になります。
鉄製の窓は繭を乾燥させるために大きく数も沢山あるとのことでした
上の倉庫(東西二箇所)に対して実際に繭から生糸を作るところが「繰糸場」
この通路の両脇に女工さんが並んで作業をしていたんですね。
当時はまだ電気がなかったため明り取りの窓は大きくさらに白い柱が目立ちます。
よく野麦峠(岡谷)と比較されるらしいですが
官営だったこともあり一日が8時間労働で日曜日が休み
盆暮れには10日間の長期連休もあり
ここで勉強をした女工さんが地元へ帰り指導員になったそうです
工場から眺める上州の山並み
中央付近にテーブルのような平らな山(荒船山)が見えますか
クレヨンしんちゃんの作者が滑落死した山でもあります。
何気に目に留まりました。
さっそく土産として家にもって帰りましたが
特にネギの味はしなかったような?・・・
アルコールで消されたのかも知れん
【編集後記】
残念だったのが公開されている部分が全体の一部であること
残念だったのが公開されている部分が全体の一部であること
そして何を訴えたいのか
核となる部分やテーマが感じられないような気がしました。
見学時間も少なめで「何を言う」とお叱りを受けそうですが
じっくりとは見てませんでしたのでつい辛口のコメントになりました。
まず根底にあるのは集客(入場料)だと思います。
施設の維持費は膨大な額で集客数により入場料(500円)にも
跳ね返ってくるでしょう。
現在の入場料が妥当かは分かりませんが
リピーターや見学者をもっと増やすことにあります。
1.もっとお客が来て良かったと思える施設に変えること・・
①外からの見学のみではなくもっと
建物内に入って当時の雰囲気を肌で感じさせる。
②女工さんの人形でもいいからもっとリアル感を出す
②女工さんの人形でもいいからもっとリアル感を出す
2.客観的立場に立つこと
①もし来場者にアンケートを取ったらどんな結果がでるでしょうか。
※例えばまた来たいですか? 施設員の対応はどうでしたか?
②他の世界遺産の管理状況を知る。
※先駆者との情報交換して、いい事はどんな小さなことでも取り入れる。
※例えばまた来たいですか? 施設員の対応はどうでしたか?
②他の世界遺産の管理状況を知る。
※先駆者との情報交換して、いい事はどんな小さなことでも取り入れる。
やはり、目的目標(世界遺産登録)を持つことが重要であり
そのためには計画があり、それが年間、月間、週、一日となり
今日は何をしなければということになります。
一生懸命説明をしてくださる案内の方が頑張っておられるので
ついついペンを執ってしまいました
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