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▶春一番の由来を

 

車のラジオで「春一番」が吹いたなどと言っておりましたが
その後に気になることも言ってました。

その由来ですが江戸時代で、
しかも良い意味ではなく当時は悪い意味で使われていたという。
今の使い方からすると想像もできないですが
さっそく調べてみることにしました。

 

春一番の呼称に痛ましい海難史があったのはご存知だろうか。
いまの長崎県壱岐地方の話であるが、
壱岐島の一漁村の人々が使っていた呼称が、
日本中に通用する気象用語になったのである。

 

これがすなわち「春一番」でした。

 

郷ノ浦港の入り口近くに元居浦と呼ばれる漁村があります。
ここの人達は早春に吹く南寄りの暴風のことを「春一」と呼んでいました。
それが広く知られる契機となるのは、痛ましい海難事故があったことによる。

 

安政6年(1859)旧2月13日は快晴であったという。
そのため、漁船は壱岐沖の喜三郎曽根に向けて、いっせいに出漁したのである。
ところが、漁場に着き仕掛けを終わるやいなや、
南の海上にわき上がる黒雲を発見した。

 

その時の気象の変化は急激で、
大波が仕掛けをかなぐり捨ててでも逃げようとする漁民に襲いかかり、
結果は53人もの犠牲者をだすことになったと伝える。

 

その時「春一」と呼ばれたのが、今日「春一番」といわれるものである。
郷ノ浦港八幡崎にはその慰霊碑が立ち、当日は沖止め(出漁禁止)をして、
海難者の冥福を祈る行事を催してきました。

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3月の第3日曜日に、
春一番・風のフェスタ」と呼ばれる行事が行われまず、
慰霊碑に献花をして船競漕など、多彩な催しものがあります。

この春一番を境に本格的な春がやってくるといい、
漁師はおだやかな春の海に出漁するのである。

 

春一番もいいですがこの時期になると花粉も大変です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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