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▶日本の特殊兵器を調べる

 
本日は季節外れの天気で昨日に引き続き春一番なんでしょうか。
でもこれも一時的で来週から寒くなるので要注意ですね!

 

昨年末から患っている中耳炎の医者へ朝一で出かけ、薬代込みで二千円を支払う。
月に1万ほどの支出になるのでかなり痛いですね、早く治さなければ。

 

昨日は13日の金曜日ということで「キャー、キャー」と
女性軍が意味も無く騒いでおりました。
それに呼応するが如く、男性陣も「オリは仏教だぁ~」などと応戦、
しかし世間がこのような状況になっているのになんとも呑気な部署です。

 

14日の前日なるためこの日は
男性陣が気になる特別な日でもありました。
 
義理チョコでも貰えればいい、
いやそれだったら要らないなどなど・逆チョコだぁ・・
皆さんの戦果はいかがでしたでしょうか?

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いつもよのうに前置きが長くなりましたが
今回は先の大戦中に海軍が開発した「酸素魚雷」について報告します。

イメージ 2

海軍が大東亜戦争で使用した画期的な兵器の一つに酸素魚雷がありました。
普通、魚雷は空気と燃料を燃焼室というところで
燃やしてスクリューを回して推進力を作り、
熱くなった燃焼室の冷却用として本体に積んだきれいな水を使ってました。

 

酸素魚雷は空気を純酸素、
冷却水を海水に換えたところが本来の魚雷とは違うところです。

 

では酸素を使うとどんなメリットがあるのでしょうか?
空気の中身は酸素が21%で残りがほぼ窒素で占められており、
この窒素は何の役にもたちません。
魚雷の容積の半分は空気を積むための部屋となっており、
従来の空気魚雷は本体の80%が空気の部屋となっています。

 

酸素魚雷ではこの点が改善されており、
り多くの火薬を積めたり航続距離も5倍に延びたのです。

そして一番の特徴が海水に溶けない窒素が発生しないので
その航跡がなくなるという理想の魚雷でした。
酸素魚雷で発生する二酸化炭素は水に溶けやすい

 

開発は困難を極め、引火し易かった酸素は事故が相次ぎ先に開発していた
イギリスも途中で諦めたともいいます。

海軍もこの難題に突き当たりましたが空気を使い起動したのちに
酸素へ切り替えるという方法でクリアし昭和十年に正式採用されました。

 

酸素魚雷は当然ながら極秘扱いで戦争開始直後に戦果をあげましたが
その後戦況の悪化により
酸素魚雷を積んだ艦艇の動きも制限されるようになりました。
イメージ 3

戦果については、ガダルカナル戦での
伊号第一九潜水艦が発射した九五式酸素魚雷6本のうち
3本が航空母艦「ワスプ」に命中(写真上)し撃沈、
外れた魚雷が5海里(約9.3km)もの距離を走って偶然射線上に居合わせた
戦艦「ノースカロライナ」と駆逐艦「オブライエン」に命中しました。

 

これにより「ノースカロライナ」は左舷艦首部水線下に幅10メートル、
高さ7メートルにも及ぶ大破口を空けられ中破、「オブライエン」は
大破・曳航中に艦体が折れ沈没。
この時米軍はもう一隻別の潜水艦がいたと思い、
一隻だけの攻撃だと知ったのは戦後の事でした。

 

優秀な酸素魚雷ではありましたが、
米軍に空と海を制圧され自由な行動を奪われると
その後の戦果は殆んどなくなってしまいました。
 
 
 
 
 
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