今回の出張では羽田空港でいきなりのパンチから始まり
現地では台風のカウンターパンチを浴びました。
過去にも直前の故障欠航(1時間待てどアナウンス無し)や
空港に行ったらすべて欠航なんてのもありましたが
この時は福岡空港までタクシー(交渉で2万)を飛ばし事なきを得ましたが
そんな悲惨な状況下
やっぱり九州の温泉と焼酎だけはどうにもやめられません
当日の羽田のロビーです、システム障害でてんやわんやの大騒ぎ
そんな中での微笑ましい光景?
筆者の乗る便(宮崎)が欠航となったため急遽
鹿児島行きに変更して難を逃れました。
それでも3時間送れの到着となりましたが
機内ではそれはそれはサービスのてんこ盛りとなりました。
前置きが長くなりましたがこの栗野岳温泉(南州館)は
以前にも紹介しており
ダブりとなりますが、三湯のうち残り一湯がまだでしたので紹介します。
今日は二湯(蒸し風呂、桜湯)に挑戦するため、
その旨を受付に告げ五百円を支払う。
竹の湯、桜湯に次ぐ「蒸し風呂」の名称で
石畳の階段を上りきったところにあって
建物といい周囲の風景といいまさに鄙びた温泉を感じさせてくれます。
ドアを開けて中に入るとさすがに誰もいません、
平日の10時では当然なんでしょうが、
それでも温泉を一人占めできる喜びは相当なものがあります。
中には人が、かがんで入れそうなドアが二つ
何れも蒸気が充満しており向かって左側が床に木が敷き詰めてあるだけの部屋
(かなり暑いのと真っ暗であったため退散!)
右側は木製の椅子が常備されており部屋の温度もそれなりでした。
蒸し風呂すなわちサウナの様相を呈しておりました。
ドアを開けるとご覧の有様です(向かって左側のドア)
また入ってはいけませんが「かかり湯」の小さな浴槽が一つ。
さらに水風呂が設置、暑い蒸し風呂から出て一気に水を浴びる
しかしあまりの暑さから逃げ出したボクは
どちらも利用することなく、お隣の桜湯へとさっさと向かったのでした。
この桜湯、お湯は乳白色に染まっており
静かな中にお湯が出る音だけが聞こえてきます。
特に大げさなものは無く、シンプルそのものです。
さらにこの石の床に寝転ぶと妙に肌とマッチして気持ちが良いです
思わず睡魔に襲われてしまいそうでした。
それにしても鹿児島は温泉天国!
明日もガンバッて温泉探しに行ってきます。
もちろん仕事が優先ですが・・・
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ところでこの話にはまだ続きがあります。
出張も無事終わり、
宮崎空港へと向かったのですが脳裏の奥底にもしかしてまた何かが?
との暗雲が拭い切れないでいるのも事実でした。
ところが空港へ行くと特に何事も無く、
普通どおりの有り触れた状況となっておりました。
機内でも順調、残すところ羽田着陸のみとなったのですが
正に車輪が地上に着く瞬間、事が起きたのです。
あろうことかエンジン音が急に大きくなり再度、
機は急上昇したのです、つまり着陸どころか離陸してしまったのです。
右前方には明らかに近距離に飛行機も見えますし、
おまけに雲の中に突っ込んでしまったため外は真っ白、
この時ばかりは鳥肌がたちました。
アナウンスにて「やり直し」みたいなことを言っておりましたが、
何せ初めての経験でしたので燃料は持つだろうか?
空中接触の危険性は?いろいろと今回は考えさせられました。
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