前回の西の二十九枚目から一挙に大関へ昇進です。
ここを訪ねたときは雨、寒さもあり決して良いコンディションとは
いえませんでした。
けど、モヤがかかった秘湯もまた乙なもんであり、
冷えた手足の血流を促すにはもってこい!の温泉でした。
ロケーション的には山間の鄙びた温泉で建物もそれなりの雰囲気、
湯治場という表現が正解かも知れません。
駐車場から赤い橋を渡り右側が受付で左側に男女別の風呂があり
特筆なのは通常の男女風呂に隣接して薬湯用の温度の高い風呂があることです。
同じ並びになっているのでよく見ないと入れずじまい
になる恐れがあるので要注意です。
露天風呂もあるのですが休止?(冷たい)みたいでした。
肝心の湯船は四畳半程度で手作り風、温度もまぁまぁ、乳白色の硫黄泉、
ただ洗い場が狭いことには閉口しましたが効能がありそうなので勘弁ですね・・・
入浴料は30分で5百円となります。→案内にそう書いてありました。
戦後、今のご主人が当時の金額120万円で譲ってもらい、
今までに台風被害などで壊滅的な打撃を受けましたが、
それでもどうにかここまでやってきたとの心温まる話。
また水虫には特に効能があるということなので該当者の方にはお勧めです。
次回は番付外の温泉を旅しますので!
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