年金(基礎)を受け取る年齢を
65歳から75歳や80歳にする案が出ていると聞く
「このままでは、将来世代が負担しきれない」
との危機感も当然ですがあります。
国による「100年は安心」のため導入された年金抑制策が
全く実現されず予算編成では財源が見つからないまま
基礎年金の国側負担割合の引き下げまで
検討されて年金制度の行方は不透明感を増している。(以上ニュースから抜粋)
みなさんも薄々は気づかれている年金問題を今回は取り上げてみました。
というのもある教授が面白いこと言っておられたので・・・
80歳支給案を主張したのは、東京大学の井堀利宏教授(経済学)
「ちょっと現実離れしているが」と前置きし、65歳から支給される基礎年金を
80歳からにし、全額消費税で賄う案を解説した。
①堀教授案では、20~60歳は強制積み立ての年金保険に入り
積み立てた年金を60~80歳で受け取る。
80歳以降は全額税による月7万円弱の公的基礎年金を受け取る。
「平均寿命の80歳までは生きることが予測できるから
自助努力が必要。積み立てなら掛けた分が戻ってくるから
逃れるインセンティブもない。
逆に、寿命を超える“長生きリスク”は予測できないから
政府はそこだけ面倒を見る。
80歳以降は人数も少ないから社会全体で支えられる」と言う
公的年金の役割を絞り、将来世代の負担を軽くする案だ。
問題は移行措置。
高齢世代、現役、将来世代が“三方一両損”になるような年金減と
負担増を考えるが妙案はない。
親子勘定案もあり・・・
80歳支給が実現できないときの「次善の策」として
子供や孫が自分の親の厚生年金を払う「親子勘定の賦課方式」にも触れた
「親子勘定にすれば、豊かな親は子供や孫から年金をもらわず
逆に生活を援助する自発的再分配が行われる。
子供が多ければ年金が増えるから少子化対策にもなる。
教育投資をして子供をきちんと育てる誘導策にもなる。
子供のない家庭は、子供にかける費用を私的な年金積み立てにすればよい」
大胆な案に会場には笑いが広がり
井堀教授も「現実味がない。一つの思考実験」と笑う。
だが、背景には、将来世代への過重な負担が放置されている強い不満がある。
「高齢世代は数も多く、政治的圧力も強い。法律があっても
今後も年金抑制は難しいだろう。
今のような『若い世代は年金をもらえるけれど、払うより少ない』では
若者はお年寄りを大事にしようという気持ちも湧かない。
制度を早く改正すべきだ・・・」
小生の案とは・・・
確かに親子勘定案はすごく良いと思うし
小生も今は親のために払っていると考えています。
また積み立て制度も心地よいし、両案とも現実になれば最高だと思います。
しかしそうは問屋が卸しません・・
つまり今の恩恵に授かっている人たちは当然、納めたので例え原資が枯渇しようが
知ったこっちゃない?
い申し訳ないと思ってる方も居るとは思いたいですが
翻ってそれを支える世代は3人で1人の年寄りの面倒をみる算段だと聞きます
当然、若い方達が65歳ごろには全くもらえないのは事実
それならなんで納める必要があるでしょうねとなる
結局どちらの言い分も~最後は国が悪いとのことになるのでしょう。
そこで!提案ですが、この際思い切って全てをパァにしてみては!
年金打ち切って、親子か積み立てのどちらかに移行します。
年金打ち切って、親子か積み立てのどちらかに移行します。
もちろん今の年寄りにも、中間層にも泣いてもらいます。
このままでは借金の先送りで若い世代へ押し付けることになるなどと
高尚なことは言いません。
ニッポンの借金体質を変え健全な財布にしようと言うだけなのです。
そのためのみんなで我慢です。
と思ってますが現実は厳しくて無理でしょう。
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