ここ数日、休暇を取り実家へ法事に出かけておりましたが
出発と帰りとも結局は台風の呪縛から逃れることは出来ませんでした。
週末に襲った18号は月曜日に関東地方を通過
あくる日の火曜日の最終便を予約していたためヒヤヒヤはさせられましたが
毎度のことながら地方便の悲哀なんでしょうか
あくる日の火曜日の最終便を予約していたためヒヤヒヤはさせられましたが
毎度のことながら地方便の悲哀なんでしょうか
混雑する発着の順番待ちで15分
そして地元での着陸やり直しで15分ほど遅れ
最終バスの10分前に到着、どうにか間に合った次第です。
ただ離陸時の機内からみた東京の夜景はまるでペルシャじゅうたん
のようで記憶に残るものとなりました。
数年ぶりの我家はなんの変化もなく、ただ歳を重ねたお袋がひとり。
親戚、兄弟一同全員と会えましたが老けたなぁ
親戚、兄弟一同全員と会えましたが老けたなぁ
自分もそうなんだろうが
ここ地元では恒例の霧島への登山を事前に計画していました
当日の朝頂上付近は雲がかかっていたのですが晴れることを期待して決行。
高千穂河原まで車で行きビジターセンター駐車場へ車を停めます。
ここから頂上までは2時間はかからないのですが
ここから頂上までは2時間はかからないのですが
頂上付近は分厚い雲に覆われているのが気になります。
×印からの斜面を登りきると
御鉢の頂上で馬の背と呼ばれる火口縁を進みます
馬の背から一旦下って再び山頂を目指します
たぶん竜馬が抜いたというものとは
その大きさからして違うと思いますけど
ちょうど正面の眼下辺りが生まれ故郷になります
今回の山行のため登山靴も新調しました(笑)
雲は山頂付近だけなので
下界は景観がよく遠く錦港湾や桜島まで見渡せます。
このときまでは…
樹林帯を抜けると前方に本格的な登山道が見えてきました。
赤茶けた火山岩、すべて浮石で注意が必要です。
振り返ると遠く車を停めたビジターセンターが白く見えます
空の上側に暗雲が漂っていますが、いまは余裕です。
そして10分後何も見えなくなりました
急激な体温の低下(汗の影響もあり)突風で石ころも飛んできます
もちろん目も開けてられません。
しばらく岩陰で身を潜めてましたが
下山者の悲壮な姿(全身びしょ濡れ)とそのコメントから下山を決意!
トップ写真の×印付近になります。
結局一日中雲が切れることがなく、それは余計に酷くなりました。
人生初の断念、あのまま登っていれば大変なことになっていたと思います。
人生初の断念、あのまま登っていれば大変なことになっていたと思います。
歳を取ると余裕ができるのでしょうか。
霧島焼酎のパッケージにその姿がうっすらとプリントされているので
晩酌のときにでも思い出してください
あいつは山から逃げ帰ったと
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