😅ゴローの人生楽しんだ方がいいね!

日々の生活を中心に、たまに自然を愛でながらのキャンプライフ

▶日本の開国

 

今朝は雪で大変でしたが、昼ごろには融けてしまったようです。
その間隙をぬってサッサとウォーキングへと出掛けて参りました。
今週は日々一万歩以上をどうにか達成できる見込みです。

 

その散歩ついでに購入した新聞で気になる記事が載っていたので
紹介したいと思います。
日ごろは、あまりこうした気分にはならないのですが、
今回は読んでみて大きな不安を覚えました。
             
【世界への感心失うニッポン】  危機抱えた優雅な孤立

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世界はニッポンの愛からさめ、ニッポンも世界に愛想をつかしている。
ニッポンといえば、外国をかなり暗く突き放した視線で見つめる。

 

中国がまもなく世界第二位の経済大国の座を自分達から奪うのを
不安げに見つめている。

産業で急速にニッポンを追い上げ、
グローバル化の変化に巧みに適応する韓国を羨ましげに見る。

国内では民主党が政権を奪取してから僅か8ヶ月しかたたないのに
政権交代は期待はずれとなりつつある。
経済的に、政府首脳は運命論者さながらデフレを受け入れている。


でもこうした悲観的な事柄を相殺する話もある。
ニッポンの経済界は、自分達の将来は国外にあると結論づけたのである。

野村證券のリーマンブラザースの買収、

第一三共はインドの製薬大手を手に入れた。

 

しかし日本人の多くは、
威厳ある没落と優雅な孤立という考え方になじんでいるように見える。
多くの日本人は世界から距離をおいて何が悪いのだと考えている。

 

確かにそこには魅力的な部分もある。
この国は国際テロの被害を免れてきた。
貿易摩擦もかなり免れてきた。
巨額の貿易黒字と,大量の米国債保有しているにもかかわらず
中国が経験したような激しい批判からは無縁だった。

 

ニッポンはこれから数十年快適で、
羨望の念すら起こさせる老衰への道をゆっくり進むのだろうだろうか。
経済的に過去20年にわたり、ニッポンは貯蓄を国家財政の赤字補填に充ててきた。
 
しかしそれを無限に維持することは高齢化が進み、
貯蓄額が減るにつれて不可能となる。

 

ニッポンはほとんどすべての近隣諸国との領土問題を抱えている。
同盟国アメリカとも基地移転でもめている。
 
根底にあるのは「不安定でキケンな世界に真正面から向かい合おうとしない」
ニッポンに対するアメリカ政府の積もり積もった不満だ。

それだけで日本の優雅な孤立が持続できないとはいわないが、
それがひたすら快適なものになるという保障もない。

 

:英ファイナンシャルタイムスより勝手に略す

 

☆外国の特派員がここまで分析できるとはチョッとびっくりですが、
ちょうど黒船の頃の時代を思い出しました。

それまでは鎖国で独自の文化が発達もして、
それなりにメリットもあったのですが反面世界から取り残されてしまいました
結局は他国からの圧力で開国に至ったのですが。
その後はご存知の明治維新で富国強兵で世界へ追いつけでした。

 

おそらく記事が伝えたいのは安眠は永遠に続くものではなく、
いつかは外圧によってニッポンも開国を求められるということ、
そしてそのときに維新のようなパワーがニッポン人に残っているかどうかです。

 

さらにはグローバル化で進歩した世界へ追いつけるのか、
またアジア諸国にも遅れをとるのではと・・

 

何より維新の原動力は「武士道」であったと思いますが、
現在の教育や環境のなかでいざというときに対応できるのかも心配です。
 
 
 
 
 
 
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