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家光の喜多院

こんにちは。

小雨降るなか、埼玉県川越市にある喜多院を訪問してきました。
傘を忘れて途中から雨が、それは無情にも背中に…


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その前に喜多院寛永15年(1638)1月の川越大火で現存の山門(上写真)を除きすべて焼失しました。

そこで三代将軍徳川家光は堀田加賀守正盛に命じてすぐに復興にかかり、江戸城の別殿を移築して、客殿、書院等に当てました。メインの家光誕生の間や春日局化粧の間があるのはそのためなんですね。それが今日文化財として大切に保存されています。

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本殿もどこか真新しさを感じます。
残念ながら家光誕生の間や春日野局の部屋までは撮影制限で紹介できませんが、今回はそれ以外の場所を報告します。

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いよいよ内部への潜入ですが、この廊下の右側が問題の個所です。縁側を歩き内部は畳の部屋となっており天井部は色彩豊かな絵が格子状に描いてあります。ここで家光が生まれた!感慨もひとしおでしたがそれにしてもなんか暗いぞ、現代でこのぐらいだから当時はもっとだったのでしょう。
手入れの行き届いた庭も素敵でした!

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書院と本殿をつなぐ渡り廊下ですが、端正な作りとなってます。北国はこの階段で足をぶつけて思わず「イテェ!」と声を上げたため後から来た客に失笑されてしまいました。

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本殿より多宝塔を望む、雨に煙った境内もなかなかのものですがそれにしても寒い!それとさっきから空腹が襲っています。

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五百羅漢は五十年かけて作られたもので全部で五三八体が鎮座しております。驚くことに総てが違った顔をしており、自分と同じ顔を探すのも大変です。さっき失笑されたグループと行動が同じであったためさっさとその場を去った北国でした。

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そろそろ帰ろうかなと思います。というのも先ほどからの空腹感と尿意(こちらは寒さのため)を催してきたせいで、温かいコーヒーと綺麗な温水便座が必要に脳裏から離れないのです。

ご利益どころか、やはり田舎爺ぃは煩悩の塊と悟った旅でした。