こちらはどこにでもあるような雰囲気の“足”です
そもそも宇宙人の足裏は非常に湿っぽい、
それゆえに一度フローリングの床を歩こうものなら“ペタ”の合唱となる。
或る者はうるさいと言い、やれ病気だと罵る（病名はあるらしいが）
キモイ（現代訳：気持ち悪い）、こと宇宙人に至っては靴が蒸れる、
水虫の温床、靴下や靴底が汚れやすいなどデメリットのデパートである。
それ以外にも、自ら発する音により、
暗闇でも家中ならどこでも家族に居場所を探知されてしまう。
しかしそんな宇宙人の足でも一つだけ自慢（家族の賛同もあり）することがある。
湿ってるがゆえに歩くと家中のごみが足裏に付くのである。
さしづめ自然歩行人間型掃除機だろうか？
宇宙人の名誉とその回復のためにさらに足の特徴を追記しよう。
ご覧の写真を見ていただきたい、
5本の指の間隔が広く床に落ちているものは屈まないでも
足で楽に掴んで手に取れる。
また攻撃の際に両手以外の第三の選択肢となる。
この戦法は相手の肉を親指で挟む奇襲攻撃であり、
被害にあった者はいずれも悲鳴を上げ退散するに至っている。
この特技は普段のたゆまない努力の賜物あったことを紹介して
この項を終わりにしたい。
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