😅ゴローの人生楽しんだ方がいいね!

日々の生活を中心に、たまに自然を愛でながらのキャンプライフ

▶金縛りを体験

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出張先での出来事・・・

その日どうしても従来のビジネスホテルが満杯で取れませんでした。

仕方なくネットで調べていると偶然ヒットしたのが今回一晩だけお世話になった

同じ市内にある宿だったのです。

女性の声で部屋は空いているとのこと、

実は1件目は温泉旅館で当初順調に交渉は進んでいたのですが客が一人と分かる

と態度が急変ししどろもどろに、挙句の果て難クセをつけられ気の弱い筆者は断る

羽目に追い込まれたのです・・

従ってこの女性の声を聞いたときには内心ホッとしたのでした。

それにしても満杯のホテルから数分のところに立地している宿が空いているなんて

おかしいな?との
一抹の不安は抱えていたのですが今晩、

野宿の憂き目にあう事を考えれば必然的な結果だったのです。

宿は町中のすごく入り組んだところにありました。

東京にすれば下町で家々の間からビル群が見えるとい
うような雰囲気でしょうか。夕方到着するとの電話をしておいたのですが

玄関から声をかけても応答があ
りません、しばらくすると奥から白髪の女将らしき人が現れました。

聞けば料金は前払でまたその雰囲気からして当たり前かも知れませんが

食事の類は一切ないといいます。

当然期待もしておらず鼻っから食べる気もなかったのでその場は軽く相槌を

打っておきました。

ただ日ごろのベット暮らしに飽きあきしていたので和室を願い出ると空いて

いると淡々と語る。

指示された2階へあがると廊下は薄暗くおまけに狭い、

部屋は番号は忘れたましたが突き当たり右手の部
屋だったと思います、久しぶりの畳の部屋、少しだけではあるが微かな

井草の匂い、畳の中央には白い
カバーに包まれた布団がすでに敷いてある。片手のリュックを手放し布団の上に

大の字になる、取りあえ
ずこれで今夜の心配はなくなった。あとはゆっくりと風呂に入り、

リュックの中にある缶ビールを飲み干
すだけだ、今は我慢して風呂あがりに飲む算段である。

 

風呂をのぞくとそれなりの年季で古めかしく蛇口
も閉まり切らず垂れた水滴の音が気にはなったがビール片手にテレビを見ている

といつしかそれも忘れていました。

夜中、寒くて覚めるとテレビは付けっぱなしで放送を止めたのか例の貞子の

画面となっていた。

消そうと思ったその矢先、突然体の自由が利かなくなり手足も動かしたが

まったく役に立たず!しかし
目だけは生きている。このとき金縛りと悟り、周囲を伺うが何せ体が動かない

ためその正体を掴むことができないません、

おそらく奴は枕元ではなく足元付近のちょうど部屋の角辺りに居るはずである。

(何故かそのときはそう感じた)必死に目を凝らすが薄暗くて見えない

障子越しの明るさと車の音で目が覚めたのは

どそれからどのくらいだっただろうか?

いや現実か夢かの区別は今となってはつかないが、

何かの縁なのか来週からの出張も都合がつかず今回と同じ宿となってしまった。

あまり気乗りしないのだが・・・

結果についてはこのブログにて再度報告するつもりです。

 

 

 

 

 

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