もう11月
ということはあと2ヶ月足らずで正月
そういえば社内メールで忘年会の案内が廻ってました
毎度のことながら1年ってあっという間です
諸行無常、盛者必衰、すべては人の世の儚さ
そして、本ブログも更新しないと消え去る運命
当月、最初の報告になりますが
どうでもいいんですが先々週の旅に出たハナシをここでは持ち出します。
都会の雑踏からリセットも兼ねて
セローへキャンプ道具を積み山方面へと向かいました。
特に何をどうする訳でもないのですが
走りながら気になった場所で停まる
そしてまた走るを繰り返しているだけです
最後は、暗くなったら野宿するのパターン
川沿いの公園野宿は
朝がかなりの冷え込むので注意が必要です。
川面を伝ってくる風や盆地であるが故の昼夜の温度差
一日中エアコンの効いた部屋に居るのとでは雲泥の差が出ます。
またテントとは云えど地べたに寝るようなものですから、硬い、冷たい、
狭い、寝返りが打てない、などの症状を訴える者も現にここに居ます
近くの山からお日様が顔を出しました
どうやら今日も一日無事過ごせそうな予感、そう勝手に確信するときです。
早々に撤収作業を終え、跡形も無く消え去る
もちろん村人が活動する前に
当世、野宿の掟はしっかりと守らなければなりません。
バイクを走らせていると
快晴の空に朱が映えるお寺を見つけることができました。
おまけに軒先には柿も生ってますし
良い雰囲気なので傍らにバイクを停めさっそく中に入らせてもらいました。
境内ではネコが水を飲みながら時折
こちらをチラ見して威嚇してきます
主の衣を借るなんとやら
そんなのいちいち気にかけていたら世の中渡れませんね。
気にせず散策を続けることにしました。
片隅にお地蔵さんが、鎮座されておりなぜか惹かれるものがありました。
酸性雨にでもやられたのでしょうか。
その容姿からして洗練されたとの表現には程遠いものがありますが
この場所で生まれ育ち、暮らしてきたとの自負が聞こえてきそうです
このお姿こそが
本来持っている神仏の教えに違いないとハッと我に返った瞬間でした。
今旅も無事に帰ってこれました。
ご加護がどうかは不明ですが、表題の答えに少しは
近づけたのかもしれないです。
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