ネットを見ていると色んな情報が溢れている…
そんな中から気に留まったのを、今回は紹介してみます。
とある山中の鄙びた旅館が舞台、話はこうだ
温泉に泊まった客からのクチコミ…
「風呂に小さな虫がいた」「気持ちわるくて一回しか入りませんでした」
さいごに「割高かと思います」
対して宿屋の主人の回答は…
「小さな虫は山から自由に飛んできます、それすらも許せないのでしたら
もう虫の住処である山を全部焼き尽くして、虫が涼める場所でもある
川もコンクリートで埋めてしまうしかないと思います。
ですけど、ハゲ山とコンクリートで固められた川とか見たいですか?」
宿屋の主人は続ける…
「山に虫がいる」ということをお客様に広くお伝えすることが
出来なかった我々にも非があるとは思います。
そういう情報を知らない方もいるという事実も改めて認識できたことは
我々にとっても大きなプラスになったと思います。
こんなやりとりがクチコミ上であった。
一方これを見たネットユーザーから数々の賞賛の声が…
「この宿、クチコミの返事がキレ味良すぎ」
「すげーこの旅館に泊まりたくなった」
「露店風呂などは自然の中に人がおじゃまする気持ちで利用したい」
最後に
お客様の意見を尊重することは大切ですが、宿側の気持ちをお伝えする
ことも同じぐらい大切だと思っています。
クチコミを読まれるお客様にご理解を賜りつつも、宿泊業で働いている
人たちの想いを少しで感じ取って頂けたらいいな、という心構えで書いて
います。
本来なら宿が袋叩きに遭うところ…
だが今回は少しばかり様子が違っていた。
ちゃんと自分の意見を言う、
平謝りばかりでは、余計に火に油を注ぐことにもなりかねない
かつ何ら問題解決にもならないのである。
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