いよいよサラリーマンにとっては唯一の骨休み、
夏季休暇に突入となりました。
うだるような暑さ、普段はゴロゴロとビールするんですが
初日とあって浮き足だっているんでしょうか、どうも気分が高揚してます。
そんな中ふと脳裏を過ぎったのが「靖国神社」でした。
やっと都会の雑踏&通勤地獄から解放されたのに、
などと例の葛藤が始まり心中穏やかではありません、
結局なんだカンダと言っても出かけてきたので報告します。
その日、外はかなりの暑さだったと思います、
終戦記念日を前に一足先に詣でるという壮大な計画が実行された日は
8月の9日(昨日)のことでした。
周囲がうるさく感じました。
それは靖国通りでの機動隊の検問と宣伝カーのマイクの音・・・
それは靖国通りでの機動隊の検問と宣伝カーのマイクの音・・・
物々しい警戒のなか、
参道は閉鎖されたのではと錯覚に陥るほど凄い熱気のなかを
粛々と歩いていきました。
この日は長崎の原爆投下に次ぐ旧ソ連の対日参戦の日でもあり、
拡声器から流れる声で恥ずかしながら意図が掴めた次第です。
こ、これはかなり・すごい!一糸乱れぬ行進とはこのことです。
真夏の太陽が容赦なくジリジリと照り付け
地面からの反射もきついものがあります。
先ずはこの暑さ(湿気)を凌ぐことを主目的に
※靖国神社にた鎮まる英霊や関連する遺品
、資料、歴史を伝える資料などが展示してあり、歴史的には明治十五年に
遡り収蔵品は十万点におよびます。
「遊就」とは高潔な人物に交わり学ぶという意味で展示の品々には先人の
願いや国のために尊い命を捧げられた英霊のまごころがこめられています。
館内では幕末維新展も特別に開催しているので
ちょうど良いタイミングでした!
館内は冷房が効いており、流れ出した汗が引いていくのが体感できます。
まず1階のホールには零戦五二型がどーんとその雄姿を披露してくれます。
まず1階のホールには零戦五二型がどーんとその雄姿を披露してくれます。
空冷が故のこの丸み、ここまでくるともうぅ女性かも
さて館内はかなり広く、
しっかりと見て歩くと半日は軽くかかってしまうほどの規模です。
なにかテーマを持って出かけるといいかも知れません。
また館内全域撮影禁止なので写真付で報告することができませんが
1階の展示コーナーで「回天」の実物を発見。
潜水艦の母艦から発射され、水中を人が操縦しながら敵艦まで行きそこで
体当たりします。
当然ですが乗員もろともとなります。
大戦中の作戦では百名ほどの若者が祖国のために散っていきました。
※ここで撮影禁止の表示を探したのですが見当たりませんでした
実物は他にも彗星、戦艦陸奥の副砲、桜花、九七式戦車などがあります。
特に印象に残ったのが真珠湾奇襲時の「トラトラトラの電文」、
官軍の「錦の御旗」など枚挙に暇がありません。
冒頭でも述べたように幕末維新展も同時実施していますのでこちらも必見です。
まことに惜しいですが「遊就館」を出たあと本来の拝殿へと向かいました。
荘厳な作りと都会のなかにポツンと建つそのシュチュエーション、
荘厳な作りと都会のなかにポツンと建つそのシュチュエーション、
バランスというものを既に通り越したような存在感、
参拝者にずんずんと迫るこの安堵感!
ここでは色んなことを僅かな時間のうちに体験できるような気がしました。
戻りの地下鉄は空いており、
疲れに心地よい風と冷房で思わず落ちそうになりました
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