いつの頃からだろうか・・・
陽の明るいうちから呑むのに罪悪感を感じなくなったのは
午前中の所用を済ませ、駅前の細い路地に入るとそこは別世界
午前中の所用を済ませ、駅前の細い路地に入るとそこは別世界
薄暗くまるで店ごとが牢屋になっているみたい
それぞれの罪を背負った者同士
声を上げながら反省文を書いているようなものだ。
が、しかしたとえ罪人であってもひとつだけ許される権利がある
それが飲み物とツマミを選べることなのです。
それが飲み物とツマミを選べることなのです。
いつものホッピー(白)と焼き鳥なんですけど
片手にはしっかりと千円札二枚を握りしめている
事が済み外に出ると異様な明るさを感じてしまうのが夜とのギャップ
帰巣本能を働かせながら
真っ暗な闇を千鳥足と蛇行運転(ママチャリ)で帰るよりはまだマシです
真っ暗な闇を千鳥足と蛇行運転(ママチャリ)で帰るよりはまだマシです
夜より美味しく感じるのは何より「罪悪感」のエッセンスが
詰まっているのではないか…
そこは禁断の世界であるので
程々にしないと抜け出せなくなってからでは遅いのでである
以上の二点である
以 上