😅ゴローの人生楽しんだ方がいいね!

日々の生活を中心に、たまに自然を愛でながらのキャンプライフ

▶プロパンガス風

 
家を建てるときにどんなことを考えますか
この物語は、本日より遡ること十数年前のお話であります。

 

頭金をようやく溜め込んだ北国ではあったが
その後のローン地獄(当時の利息は5%/年は当たり前)を考えると
出来るだけ多くの現金が必要と兄弟、
家族、親戚一同まで巻き込んだ末に決意した経緯がありました。

 

さて家を建てる段階になり、どこのメーカー?
いや建売住宅?などとどうしたものか、まったく考えてもいませんでした。

 

ちょうどその頃、空手の師範が工務店をやってるとのことで相談に行ったら、
ぜひ当店でとのことで決まってしまいました。
ちなみに当時は、小生をのぞく家族全員が空手を習っており、
カミさんまでもが設計の段階に入り、先ず本人の希望を聞かれますが
すかさずイメージは南仏プロバンス風と答えたのです。
プロパンガス~ぅと鸚鵡(オウム)返しに聞かれたときは「ダメだこりゃ」

 

それでもしつこくイメージを伝えて、
昔気質(むかしかたぎ)の棟梁と毎日膝談判。
 
せめて壁は青い海に映える継ぎ目なしの白で、
瓦も黄色と茶色組み合わせたものとの希望を出すが、うちには三州瓦(高級)
しかないし、壁も継ぎ目があるなぁとの返事だったのです。
 
やっぱこんな田舎にフランスはねぇよなぁと、
親方以下二人の工務店に出来るはずもないし、諦め気分も芽生えてきたのでした。

 

イメージ 1

 

いまこうやって当時のことを思い出しながらペンキ塗りをやってます。
実を云うとカミさんからペンキがはげているので塗ってね!
休みなんだからと念を押されていたのでした。写真は完成後です、
その前はひどくてとても見せられません

 

実は、この扉(西門)は設計の段階では無く
当然完成してからもありませんでした。
急遽追加工事で依頼すると10万はかかると云うので自分で
すべて造ったものでした。

 

イメージ 2

 

もちろん当時隆盛を極めていたテラコッタを使い、
周囲と合わせてあります
 
階段の下は水道メータとなっており
埋めるわけにはいきませんので考えた挙句に木のフタを造りました。
 

 

イメージ 3

 

木のフタを開けると内部に水道メータの箱が見えます。
さすがにフタも蟻が巣を作ったりしており
傷んできてはいますが何とか機能はしています

 

イメージ 4

 

分かりづらいのでチョット離れてのショットですが、
こんな感じになります。
プロパンガス風になったのでしょうかね
思い起こすこと十数年前の話です。

 

 
 
 
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