月日が経つのは、早いもので稲刈りも終わり、ホッとしております。
最近、ふと田舎の洗濯後の物干しを思い出しました。庭に埋めてあった二本の棒、これは多分、竹だったか木だったか思い出せません、
この棒には物干し竿が乗るように三段ぐらいに分けてあり、これに物干し竿をかけていました。
上の方は届かないので、先が二股になっている棒を使い上の段に乗せていましたが、この時失敗するとその段の洗濯物はすべて洗い直しになり、さらに親の逆鱗に触れるのとで幼心に緊張したものでした。
前置きが長くなりましたが、今回の一品は琺瑯看板ですが、時代は不明「神効散」という薬の看板です。
結構な傷み具合なんですが、赤色の鈍い光がなんともいえません。
神効散の由来についてはかの徳川家康が元祖だとか・・・効能はネツ、ハイタミ、頭痛、神経痛、ロイマチス(リウマチ)とあります。
その琺瑯が剥がれた所は,なるほど錆びが発生しております。
薬屋を始める訳にはいけませんので取りあえずは部屋にインテリアとして飾ってみました。
因みにオークションにて480円の落札品でした。
しつこいようですが物干しの上段は家長である親父の段であったように思います。
・