色褪せた肌に武骨な出で立ち
滑稽ささえも感じさせるその風体は、我が家に来て二十年…
遂にその長きに亘る役目を終える朝を迎える
どこかアナログ風で簡易的な操作、子供から大人まで
親しまれていた。
とくに孫の遊び相手として
重要な責務を果たしたことは大変評価できるが…
そもそも退役には具体的な理由があって
本件は、先ずはその説明から行わなければなりません。
風が吹くとチャイムが鳴る…
誰も居ないのに勝手に鳴るなど…
防犯上我が家にとって大きな影を落としていたのでした。
上記症状のほか、白黒で3.5インチ画面で顔の確認すら難しく
もはや時代遅れとなっている😣
そんなわけで購入に至ったわけですが、
互換性を考慮して同じメーカーを選択…
画面は、至極当然でカラー7インチワイド
子機は無線、かつスマホと連動の条件で37,600円
以下その工事状況…
玄関のインターホン交換、古いのを外して新しものを
配線（2本）には極性がないので安心して取り付けられます。
外壁塗装したばかりでぴったりとくっ付いており
一部剥がれてしまいました。
親機には100V、該当のブレーカをオフします
※本機はコンセント仕様ではありません
さらにはテスターで無電圧確認することが肝要
配線は、白黒同じ個所に差し込むこと…
無事に交換が完了…
今まで人の顔しか確認出来ませんでしたが、
玄関全部と周囲までもが見渡せるようになりました。
他の機能として録画、LED照明、画面のズームや移動もＯＫ
使用頻度は少ない家電の部類…
20年という歳月は、単なる時間の経過だけでなく
技術の進歩と利便性までをも追求しているという側面も持ち合わせている。
ちなみに前回交換したのは、トイレのウォシュレット。
次回の報告を楽しみにしている方もおられると思いますが
現代は、長く使い続けることに意義があるのでは…
ところでそのチャイム鳴動事件の原因ですが、
表のインターホン内部の通信線（2本）の端子台が
露出しているため長い間にホコリ等で短絡（ショート）したものと推測…
※中央のネジの個所（2か所）
同様な事象に見舞われたら開けてみて
端子台を掃除してみてください。
ただし新しいのは、しっかりとカバーが付属しているので
不具合は解消されているかと思います。
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